フルバック通信
- フルバック通信 第158号(2021/12/13)
- 2. 最近の出来事 ~星空のディスタンス~
あ、どうも。久長です。
「最近の出来事」を書く順番が回ってきたんですけど、出来事って言われてもなあ…。
コロナからこっち、休みの日にどっか出かけてファンタジーに出逢うでもなし。
仕事はいまだに在宅引きこもりで、通勤途中のミラクルもなし。
特にこれといった出来事なんて無いんですよねー。
なので、空き時間とかにYouTubeで音楽を聴いてる話をします。
いやね、実は久長さん。
その昔は、「末は博士か大臣か」みたいな聡明なお子様だったんですけど、バンド活動にのめり込んで身を持ち崩してしまったという悲しい過去の持ち主(最近、息子もバンドを始めてしまって心境は複雑)。
そんな久長さんの最近のお気に入りはこの人達。
「そこに鳴る」
まあ、久長さんがつべこべ言うよりも、まずは聴いてやってください。
音が鳴るので注意してくださいね。
(放心…)めっちゃくちゃカッコよくないですか?
まずギター!
激烈に上手いのはもちろんなんですけど、弾き方というか左手の押さえ方が見せてくれるでしょ?
例えばこの人も上手なんですけど、「そこに鳴る」のコのほうが左手の運び(親指の使い方とか)がカッコよくないですか?
ドラムも上手いし音がいい!
1:30、メロ前のスネアの抜けとか、もう一回聴いてみてくださいな!
ベースの女性。
コーラスがキレイ、顔がキレイ、髪がキレイ、肌がキレイ、とキレイ尽くしなんですけど、それだけじゃない。
この曲だとあんまりベースが目立ちませんけど、例えば別の曲、この「One Night Carnival」のサビのベースライン(ベースの人が弾いている音階)。
もともとこの「One Night Carnival」って曲は歌詞もいいんですけど、キモはサビのベースラインだと思うんですよ。
それをコーラスしながら、ちゃんと粒を立てて弾いてるでしょ? このコもやっぱ上手ですよー。
さて、話を元の「星空のディスタンス」に戻しまして、と。
圧巻なのはね、圧巻なのはね、2:50 あたりからのハモリと、そこからエンディングまでのギター!
めっちゃくちゃカッコよくないですか?(感動・絶句・放心。。。)
こりゃもうご本家を超えちゃってますよ!
ボキャブラリーが貧困なので、彼らの魅力を伝えきれてない気満々なんですけど、他の曲もいろいろ演ってるんで聴いてみてください。
彼ら、オリジナルの楽曲の他に、自分たちの尊敬するアーティストをコピーする「そこに鳴る軽音部」っていう企画をやってまして。
で、久長さん、世の中が「ソーシャルディスタンス、ソーシャルディスタンス」って言ってた当時、この「星空のディスタンス」を聴き漁ってた時期がありましてね。
はい、おっしゃる通りベタなんですけど、そん時に見つけたバンドなんです。
ほんっとこのね、「軽音部」!
アタシたちの青春なヤツばっかり演っててくれて、もうたまらんですわ。
これからも彼らから目が離せない久長さんです。
あとねー、これからのクリスマスシーズン。
マライヤやユーミンや達郎もいいんですけど、Trio Mandiliの「Alilo」をぜひ聴いていただきたいなあ…とかね。
いつものこのコたちとのギャップがね、とかいろいろ書きたいんですけど、長くなりましたのでこのへんで。
…って書くと編集部の人達が「シリーズ化しましょう」とか言い出すかもしれませんけど、シリーズ化はしません。
決して「押すなよ」ではありませんので、あしからずよろしくです。
では皆様、よいお年をお迎えください。(久長)