問い合わせ対応をAIで自動化!Dify × kintone × Makeで業務効率化を実現

問い合わせ対応、こんなお悩みありませんか?
企業のWebサイトには、日々さまざまな問い合わせが寄せられます。
しかし、問い合わせ対応に関して、こんな課題を感じたことはありませんか?
問い合わせの件数が多く、対応に追われてしまう
営業メールやスパムが多く、必要な問い合わせを探すのに時間がかかる
毎回手作業で問い合わせ内容を整理し、kintoneに登録するのが面倒
問い合わせの要点をつかむのに時間がかかり、業務の効率が悪い
フルバックは、"中小企業の最後の砦" となるべく、複雑なIT課題を解決するための実践的なソリューションを提供しています。
このような課題を解決する方法としては、生成AIを活用した問い合わせ対応の自動化がおすすめです。
本記事では、ノーコードで生成AIを活用できるDifyを使い、問い合わせ内容の要約・抽出を自動化し、kintoneと連携して業務を効率化する方法をご紹介します。
これにより、問い合わせ対応の負担を大幅に軽減し、重要な業務に集中できるようになりますので、ぜひ、最後までお付き合いください!
主要ツールの紹介:Make × Dify × kintone連携
Difyとは?
Difyは、ノーコードで簡単に生成AIを活用できるプラットフォームです。
ChatGPTなどの大規模言語モデル(LLM)を活用し、独自のAIアプリやチャットボットを構築できます。
プログラミングの知識がなくても、業務の自動化を実現できるため、多くの企業が導入を進めています。
<Difyについてはこちら>
特にDifyの特徴として、
✅ 簡単にカスタマイズ可能:独自のAIアプリを構築し、業務に合わせた設定が可能
✅ ノーコード・ローコード対応:専門知識がなくても利用可能
✅ 外部サービスとの連携が容易:APIを活用し、kintoneなどの業務ツールとシームレスに連携
こうした特徴を活かし、問い合わせ対応の効率化にもDifyが活用できます。
kintoneとは?
kintone(キントーン)は、サイボウズが提供するクラウド型の業務アプリ作成プラットフォームです。ノーコードで、企業ごとにカスタマイズした業務アプリ(システム)を作成できます。
データの保存・管理・共有を簡単に行え、カスタマイズ性が高いため、問い合わせ管理にも最適です。
<kintoneについてはこちら>
kintoneの主な特徴として、
✅ データベース管理が簡単:問い合わせ管理、顧客情報管理など自由にアプリを作成
✅ チームでの情報共有がスムーズ:クラウドベースでリアルタイムにデータ共有
✅ 外部ツールとの連携が容易:APIやプラグインを活用し、他のツールと簡単に統合
今回の事例では、Difyで解析した問い合わせデータをkintoneに自動登録し、管理を効率化 する方法を解説します。
Makeとは?
Make(旧Integromat) は、異なるアプリケーション同士をノーコードで連携し、自動化ワークフローを作成できるツールです。
Makeの主な特徴として、
✅ ノーコードで多様なサービスを統合可能:1500以上のアプリと連携できる
✅ ドラッグ&ドロップで簡単にワークフローを作成
✅ リアルタイムでのデータ連携が可能
Makeを活用することで、問い合わせが発生した際に、適切なタイミングでDifyのAIワークフローを発動し、処理されたデータをkintoneにスムーズに登録する ことが可能になります。
つまり、今回の仕組みでは、Makeが「問い合わせありましたよ〜」とDifyへつなぐ最初のハブの役割を果たします。
<makeについてはこちら>
具体的な流れ
では、Difyとkintoneをどのように連携し、問い合わせ対応を自動化するのでしょうか?
全体的な流れをご紹介します。
① HPから問い合わせが発生
企業のHP上に設置された問い合わせフォームから、顧客がメッセージを送信します。
この段階では、問い合わせ内容の種類は問わず、あらゆる問い合わせが受け付けられます。
今回はデモとして、以下のような問い合わせがあったと仮定します。

問い合わせ内容は下記のようにしました。
突然のご連絡失礼いたします。
私、山田物流の山田と申します。
弊社は、株式会社山田のグループ会社として、アジアを中心に国際物流・倉庫管理・輸出入サポートを行っております。
お客様の物流コスト削減・業務効率化をサポートし、安定したサプライチェーン構築をお手伝いいたします。
🔹 山田物流の強み
✅ 柔軟な国際輸送ネットワーク:アジア・欧州・北米への多拠点展開
✅ 最新の倉庫管理システム(WMS):在庫最適化・ピッキング精度向上を実現
✅ 輸出入サポートの充実:通関業務・書類手続きもワンストップで対応
✅ 日本品質のオペレーション:現地スタッフも日本基準の管理体制を徹底
貴社の物流業務において、お困りのことはございませんか?
まずは貴社の課題をお伺いし、最適なご提案ができればと考えております。
お手数ですが、ご都合の良い日時をいくつかご教示いただけますと幸いです。
貴社からのご返信を心よりお待ちしております。② MakeのMailhookがDifyのワークフローをトリガー
問い合わせが送信されると、Makeのmailhookモジュールが作動し、Difyのワークフローが自動的に起動します。
Dify側にはAPI経由で、問い合わせ情報を受け渡したワークフローを実行するように設定しています。

③ Difyが問い合わせ本文を分析し、kintoneのフィールドに合わせてデータを抽出
受け取った問い合わせ情報をDify側で解析し、事前に定義したkintoneのフィールドに適したデータを抽出します。
Difyでは、構造化できていないデータでも、LLMを活用し、文章内から適切なデータを分類させることが可能です。
さらに、問い合わせ内容を要約させる処理も追加し、kintoneのAPIをたたくように設定します。

④ kintoneのレコードとして自動登録
Difyで整理・要約された問い合わせ内容は、kintoneの指定したアプリに自動で登録されます。
実は、先ほどのDifyのプロセス内で、
・問い合わせ内容を解析して、営業メールだったら「営業メール」に"はい"を入れる
・問い合わせ内容を解析して、スパムメールだったら「スパムメール」に"はい"を入れる
といった判断をLLMにさせています。
その結果、今回のケースは営業メールと判断され、期待通りに"はい"が入りました。

⑤ kintone上で、営業・スパムでない場合のみユーザーに通知
あとはkintone側のレコードの条件通知の設定で、登録された問い合わせが、営業メールやスパムメールでない場合のみ、通知が送信されるよう設定するだけです。
これにより、重要な問い合わせのみを確認できるため、対応の効率が飛躍的に向上します。

【まとめ】Difyを活用して問い合わせ対応をもっとスマートに!
いかがでしたでしょうか?
問い合わせ対応の負担を減らし、業務を効率化するために、AIを活用すると一気に便利になります。
さらにkintoneのような自社データベースと連携させることで、以下のようなメリットが得られます。
✅ 問い合わせの要点を自動で整理・要約し、確認の手間を削減
✅ スパムや営業メールを自動で判別し、対応すべき問い合わせだけを通知
✅ kintoneにデータを自動登録し、情報管理を効率化
✅ 対応のスピードが向上し、顧客満足度の向上にもつながる
「問い合わせ対応の効率を上げたい」「AIを活用して業務を自動化したい」という方は、
ぜひ、Dify × kintoneの連携を導入し、スマートな問い合わせ管理を実現してください!
