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フルバック通信 第98号(2016/11/10)

 
こんにちは。デジタコ物流情報システム開発フルバック四日市です。
みなさま、いつもご愛読ありがとうございます。
 
 
目次

  • 1.つ、痛恨のミス! ~社員旅行報告~
  • 2.元気が出る映画 ~あきらめず粘り強く~
  • 3.子供の目線を体験しませんか?
  • 4.派出所が終わってしまった…
  • 5.我が家の定番めし①
  • 6.シリーズIoT⑧ ~まとめ~

 
 
1.つ、痛恨のミス! ~社員旅行報告~
 
 
まったくもって、社員旅行の天気は幹事の心がけ次第といえる。

今年で第3回を迎えた「フルバック海釣り大会」。今回もまた、抜けるような高い空に恵まれた。
それもこれも幹事ことワタクシ久長が、1ヶ月前から仏壇のおばあちゃんにお願いしてきたおかげである。

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@社員旅行 
 
 
 
 
 
 
 
そんな殊勝な心がけを知ってか知らずか、笑顔と歓声にあふれた大会になり、釣果はご覧の通り。

マダイ、シマアジ、ワラサにカンパチ!

会場となった紀伊長島の海上釣堀「正徳丸」さんのホームページにも載せていただいたように「大漁すぎて台からはみ出ちゃってます!」状態をみんなで作り上げることができた。
 
聞けば、参加者全員がたくさんの釣果と武勇伝をおみやげに、ご家族と楽しく美味しいひとときを過ごしたとのこと。
幹事冥利に尽きるのである。

にもかかわらず、なぜみんなの胸に暗雲のごとき思いが立ち込めているのか?

それは、あろうことか、服部さんが大物を釣り上げてしまったからなのだ!デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@社員旅行

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昨年まで、フルバック釣り大会は、
マダイ1匹:10点、シマアジ1匹:20点
といった具合に「ポイント制」で勝敗を競っていた。
そんな中、服部さんのためだけに特別に用意されていたポイント。
「落水ポイント:10,000点」
つまり、服部さんに期待されているのは、そういう役回りなのである。
 
 
 
デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@社員旅行なのに、なぜキミは釣り針にかけてしまうのだ?
70cmもあるカンパチを! そんな大物を! そんな高級魚を!

みんなが顔を見合わせる中、なんとかそれを釣り上げようと、ブザマなほどに必死な服部さん。
ようやく全社員の期待通りである。

しかし、なんということだ!?
その姿が「絵」としてカッコよく撮れてしまっているではないか!
 
*****
完璧と調和を期待される久長さん。こんな「凡ミス」が続くようでは、来年の釣り幹事は辞退せざるを得ない。となれば、釣り旅行そのものの存続も危ぶまれる。
でもなあ、来年こそは服部さんに落水してほしいし。やっぱ考えます。(久長)
 
 
 
 
 
 
 
 
2.元気が出る映画 ~あきらめず粘り強く~
 
 
食べ物が美味しくて困っちゃう季節ですね。冬眠前の熊も驚く食欲の服部です。さて、今回ご紹介する映画は、これを見ずに映画を語るなかれと言われる「十二人の怒れる男」(1957・米)です。

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@十二人の怒れる男この映画は、もともとTVドラマだったのですが、あまりの反響に映画になった作品で、「脚本さえよければどんな作りでも面白い」を証明した映画です。映画に出てくるシーンはほぼ1部屋だけで、登場人物の名前も明かされません。

内容としては陪審制度に基づいて無作為に集められた市民たちが、18歳の少年が起こしたとされる父親殺しの判決を出すというものです。日本でも裁判員制度が始まりましたが、裁判員は裁判官が判決を出すための材料を出すだけで結論は出しません。しかし陪審員は皆で統一の判決を導き出す必要があります。

見ず知らずの人が集まっても、裁判に対する熱意や興味もそれぞれ違うわけで、当然、話がスムーズに進むわけがありません。それを見越してか皆「有罪にして早く終わろうぜ」という暗黙の了解で話は進みます。ところが一人だけ「無罪」を主張。「おいおい、どこの世界にもひねくれものはいるもんだ」と揶揄されながらも男は続けます。「人ひとりの命が掛かってるんだ、もう少し皆で話し合いたい」と。

無罪を主張した男は一人一人の意見を粘り強く聞いていき、裁判の矛盾点をつぶしていく。やがて一人また一人と彼に賛同していく。もちろん、すべての人がそうではなく頑なに有罪を主張する人もいる。男は何故頑なになっているかも紐解いていく。冷房の壊れた蒸し暑い部屋の中で皆のストレスも高まっていき、時には怒号が飛び交う状況になるが、この男は冷静に議論を推し進めていき、最後の一人になるのだが・・・続きは是非作品を見てください。この映画で感銘を受けたのは、どんな状況であっても自分の信念を曲げない粘り強い心でした。信念を持ち続ける勇気、見習いたいものです。(服部)

 
 
 
3.子供の目線を体験しませんか?
 
 
皆さんこんにちは。西川です。早速ですが皆さん、VR ってご存知ですか?
VR とは、バーチャル・リアリティの略語で、日本語では仮想現実と訳されたりします。
VR 自体は結構昔から存在するのですが、ここ数年でヘッドマウントディスプレイ(HMD)という
専用ゴーグル(写真)が急速に普及していることで、注目を集めています。

この HMD、装着するだけでその場に存在しないものや空間を感じることができます。
例えば、海の中や宇宙空間だって部屋にいながらにして体験することができちゃうんです!!

そしてなぜ私が VR をご紹介するかと言うと、安全教育に利用できる可能性が大いにあるからです。
ラッキーソフトという会社が、VR を利用して危険予測の体験ができる「交通安全シミュレータ」という商品を販売しています。
安全教育で利用するシミュレータといえば、ナスバネットが有名ですが、高機能の PC、専用のハンドル、設置する場所の確保など、導入するには結構ハードルが高いですよね??
その点この商品は、専用 HMD、本体システム用 PC、タブレット PC があれば場所を問わずに使用できます。

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@VR具体的な内容としては、例えば歩行者の立場で内輪差による事故体験ができます。私も体験しましたが、HMD を装着して子供の目線で、トラックの内輪差に巻き込まれるという体験ができます。バーチャルとはいえ、結構リアルでした。
ここでポイントなのは、歩行者の立場をリアルに体験できることです。

内輪差があることは教習所や普段の講習で知ってますが、いざ体験するとなると機会はなかなかありません。
トラックの運転席からは見えないものが歩行者の目線からは見えます。これを
5分で体験できるのなら価値があると思いませんか?(西川)
 
 
 
 
 
 
 
 
4.派出所が終わってしまった…
 
 
「何をいまさら、久長さん(苦笑)。こち亀の連載終了は先々月ですよ?」

…そう思われるのもごもっとも。一ヶ月もの間、喪に服していたのに、私だって書きたくはない。
だが、編集長の座を現政権に剥奪されて以降、私に許されているのは「YES」の3文字だけなのである。

私は今、編集部の鉄仮面どもに両脇を抱え起こされるようにして、これを書いている。
というのも、私はいまだに「ロスって」いるのである。廃人なのだ。小学校2年生の時から40年もの
永きに渡り、最終話以外、1話の例外もなく読み続けてきた「派出所」の終了。
福山の結婚とか、吉田沙保里の銀とか、そんなこととは比較にならないレベルの茫然自失ぶりなのだ。
(ホント言うと、泣きじゃくる吉田を思い出して、1週間くらいはことあるごとに涙が出たけど)

こんなことを書くと「へぇー、久長さん、お好きだったんですねー。じゃあ、問題。大原部長が奥さんにプロポーズした場所は?」とか尋ねてくる不届き者が現れる。必ず現れる。
…違う。そうじゃないのだ。答えはもちろん「東急玉川線の電車の中」だが、そういうことではないのだ。

「好きであること」と「カルトであること」とは絶対的に異なる。
いくら奥さんを愛している人でも、自分の妻が中1の時に履いていた靴下のメーカーまでは知るまい。

「あー、なるほどね。じゃあ、アレだ。慎吾ちゃんの両さんはイライラしたクチだ」
…いやいや、なるほどね、じゃなくてさ。偏屈なマニア扱いも心外なの。久長さん、コーヒーはブラック派だけど、缶コーヒーは微糖好き。それぞれ別物として考えれば、どれもちゃんと美味しいよね?

ちょっと待って。私が訴えたいのはそういうことじゃなくてね。麗子の誕生日が7月7日だろうが、通天閣署の春ちゃんとレイちゃんが乗っているミニパトが「たこ焼き号」だろうが、それもどうでもよくてね。
40年来の友との別れが、ただただ寂しい、ひたすらに悲しいということなのですよ。

なのに、このような文章を書かされているのは、身を引き裂かれるような思い…とか書いているうちに、紙面が無くなってきたではないか! え? だったら連載するかって?
…やだなあ、編集部の方々もお人が悪い。…検討する余地くらいは与えてくださいよお。(久長)
 
 
 
 
 
 
 
 
5.我が家の定番めし①
 
 
皆さん、こんにちは。新しいシリーズがはじまりました。“うちで定番のあんな料理やこんな料理”
ということで、我が家からは「納豆チーズ巾着」を紹介します。簡単なので作り方を書いておきます。

材料(2~3人分:納豆2パックで油揚げ5~6枚、あとは適量)
油揚げ、納豆(付属のたれもあれば)、とろけるチーズ、ねぎ、かつおぶし、しょうゆ

作り方デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@定番めし

1.ねぎを小口切りにする。
2.油揚げ以外の材料をまぜる。
3.油揚げの1辺を切って袋にする。
4.まぜたものを油揚げに詰めて(油揚げの切った部分も入れて)つまようじで閉じる。
5.オーブントースターでこんがり焼く。
※納豆をよくまぜるとふわふわになっておいしいです。

もともとは納豆が入っていないチーズ巾着だったのですが、あるとき、賞味期限切れの納豆を発見。
賞味期限はどれくらい過ぎると危ないのかな~、とりあえず火を通せば大丈夫かな~とチーズ巾着に
入れてみたら、よりおいしく食べ応えのあるものにっ。

ちびっこの甥っ子くん姪っ子ちゃんにも好評で、彼らに見せる前に確保しておかないと、おとなたちの
分はなくなる勢いです。ごはんはもちろん、お酒にも合いそう?(飲まないから分からないけど)
納豆好きさんにおすすめな、我が家の定番です。(赤松)
 
 
 
 
 
 
 
 
6.シリーズIoT⑧ ~まとめ~
 
 
皆さん再びこんにちは。西川です。さて、シリーズでお伝えしてきた IoT ですが、そろそろ私の体力がなくなってきたので、今回で終了となります。これまで、IoT のメリットや実例をご紹介してきました。
最後に、IoT 技術がもたらす進歩に対して我々が知っておきたいことをご紹介しますね\(^o^)/

①ヒトが必要なくなる?!
IoT の実例でもいくつかご紹介してきましたが、IoT 技術の特徴として、今までは見られなかった情報が見えるようになるというお話をしました。例えば、橋の老朽化のチェックをする場合、今はヒトの手で行っています。IoT を利用すると、橋にセンサーを取り付けるだけ。そうすれば、定期的に橋の老朽化の状況を事務所内で簡単に確認することができます。これ以外にも、ガスメーターの検診など、わざわざヒトと時間をかけてやる必要がない仕事はどんどん・・・。

② IoT 技術で本当に売れるものとは?!
IoT 技術が進歩してくると、とりあえずモノとインターネットを繋がる状態にすれば今までより売れる、と安易に考えてしまいがちですがご注意を!
例えば家の鍵がネットと接続されており、スマホのアプリで開閉ができたとします。でもそれだけではそんなに嬉しくないですよね? そればかりか、ネットに繋がっているんだからウイルスにやられないかと心配にもなります。
でも、家の開閉の情報がスマホにフィードバックされたらどうですか? 子供がきちんと帰宅したか? 認知症の家族が変な時間に外出していないか? など、知りたい情報がどこにいてもわかります。
つまり、家の鍵をスマホで開閉できることが便利なのではなく、開閉した情報がフィードバックされるということが便利なんですね(^^)

③ IoT で農業が変わる?!
皆さん、スマート農業って聞いたことありますか? 今の日本の農業は運送業と同じく高齢化が進み、労働力不足が問題になっています。なんと農業の平均年齢は67歳!! これを解決するためロボット技術や IoT を活用して、超省力・高品質生産を実現する新たな農業をスマート農業と呼ぶらしいです。
私も IoT の連載を続けている中で、一番活用できるのは農業や漁業ではないかと思います。
実例の農業編でもご紹介しましたが、経験と勘がないと始められない仕事ですので、安易には手を出すことができません。でも、IoT の技術を活用すれば、今までは活用できていなかった気象のデータと作物の成長とを比較して改善するなど、栽培ノウハウが格段に増えるはずです。こういったデータを活用し、もっと美味しい作物を育てるヒントにしてほしいですし、若い人の参入障壁を下げることにもなってほしいものです。そして日本の農業が、世界をリードするくらいの産業になれば最高!!

いかがでしたでしょうか? 私がこの記事を連載し始めたデジタコ&物流情報システム開発のフルバック@IOT
ころは、IoT についての書籍は限られていました。しかし、半年ほどでその書籍はどんどん増え、IoT 検定まで始まっちゃってました。

まだまだ我々の生活で IoT 技術の恩恵や便利さを感じることは少ないですが、今後は一気に商品やサービスが加速するはずです。
セキュリティ面などの課題も残っておりますが、ものすごく多くの可能性を秘めた技術ですので、発展に期待!!
それではまた。(西川)

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