フルバック通信

フルバック通信 第156号(2021/10/08)
5.ご存じですか? ~伝統野菜~

みなさまこんにちは、藤原です。
「味覚の秋」ということで、今回は野菜にまつわるお話をさせていただきます。

日本各地には「伝統野菜」と呼ばれるものがあります。 国内や海外から伝えられた野菜が、何百年にも渡って栽培される間にその土地や気候に適応するように変化し、そこに暮らす人々の食に馴染んでいきました。 それらの野菜は地域の人々に愛され、守り、伝えられています。 流通量は決して多くありませんが、例えば京都の「加茂ナス」、信州の「野沢菜」、鹿児島の「桜島大根」なども伝統野菜にあたります。

私の住んでいる愛知県の伝統野菜をご紹介いたします。

①かりもり  

別名「堅瓜」とも言い、主に醤油や粕で漬物にして食べます。漬物にしてもかりかりぽりぽり食感が良く、ごはんが進みます。

②天狗ナス 

普通のナスより二回り大きく、加熱するととろける食感が美味。焼きナスが最高です。

これらの野菜は愛知県三河地方のスーパーでは普通に見かけますが、三重県ではあまり見かけません。
みなさまが普通に食べている野菜も、実は伝統野菜なのかもしれませんね。(藤原)

(写真は愛知県のHPよりお借りしました。)