フルバック通信

フルバック通信 第169号(2022/11/10)
3.今月の祥吾くん

ようやくマイナンバーカードを取得し、マイナポイント事業の恩恵を最大限に受ける準備が整いました。総務省の狙いの一つである「消費の活性化」に貢献していこうと思います。
最近は確定申告やマイナポイント事業などの手続きがスマホで完結できるようになっているのが嬉しいですね。
我々ももっとモバイル活用を意識した商品開発で、お客様がより便利にお仕事ができるようにしていきたいところです。

では、早速いきましょう!
今月のトピックはこちら!

① 祥吾くん、胃カメラで泣く!?
② 祥吾くん、プライベートでもkintone!?
③ 祥吾くん、先進企業視察で大興奮!?

① 祥吾くん、胃カメラで泣く!?
年に一度この時期になると、苦しみと悲しみと感謝を一度に味わう経験をします。
それは「内視鏡検査(通称:胃カメラ)」です。
5年ほど前だったかのピロリ菌除菌治療をきっかけに、毎年健康診断では胃の状態を確認してもらっています。

ピロリ菌がどんな菌なのかは理解していませんが、当時先生から「ピロリ菌によって胃粘膜が傷つき、胃十二指腸潰瘍(胃液という強い酸による刺激で胃・十二指腸の組織が剥がれ落ちてしまい内部がえぐられた状態)を起こしたり、胃ガンの原因になったりするから毎年観察しよう」といわれ、その通りに毎年受けています。

ただ、ピロリ菌は除菌治療すると再感染することは“ほぼ”ないと言われているそうです。
とはいえ、ピロリ菌に感染した人は除菌しても胃ガンのリスクが高いそうで・・・。
つまりピロリ菌は、除菌しないと胃十二指腸潰瘍や胃ガンになったりするので危険、除菌してもそもそも感染した時点で胃ガンになりやすい、というなんとも厄介な存在です。
だから毎年ちゃんと胃カメラで状態を確認しましょうね、ということです。

そんなこんなで今年もつい最近、健康センターにて健康診断を受けてきました。
5年前には82kgもあった自慢の体も72kgまで減少し、細々とした腕から採血し、細々とした胸元に聴診器を当てられ、細々とした手首足首に電極をつけて心電図検査をし・・・。
身も心もボロボロの状態で、最後は胃カメラ。
看護師さんから、
「今年1番の”情けない顔”をしていいからねー」とだけ伝えられ、恐怖の胃カメラタイムが始まりました。

胃カメラを経験した方なら共感していただけるでしょう。
目からは涙が、口からは唾液や胃液が垂れ流される内視鏡検査に、魂までも吸い取られた今月の祥吾くんでした。
ちなみに胃の状態は良好でした。(ホッ)

② 祥吾くん、プライベートでもkintone!
中小企業の業務改善を推進していく手段として、弊社では「kintone導入寄り添いサービス」を提供しています。(サービスページ:https://service.fullback.co.jp/kintone)
kintoneとは、サイボウズ社が提供する、業務アプリが作成できるクラウドサービスです。プログラミングの知識が無くても簡単に業務アプリが作れることから、規模問わず様々な企業・団体が導入しています。(公式:https://kintone.cybozu.co.jp/)
そんなkintoneですが、使い勝手が良く、データベースとしても活用できることから、祥吾くん、プライベートでも導入しています。つまり、家族でkintoneを使っています。

実際にどんな感じで使っているのか、少しご紹介しますね。
まずは、「こども成長アプリ」です。
こどもの成長を記録として残しながら、離れて暮らす両親にも共有できるようなアプリです。

スマホのアプリでもこのような用途のアプリはいくつか存在しますが、kintoneで自作アプリを作れば、入力項目も自由にカスタマイズできますし、通知したいものだけを通知するという設定にしましたので、必要に応じて家族に通知をしています。

次にご紹介するのは、「料理アルバムアプリ」です。

kintoneでは、上記写真のようにカレンダー形式でデータを表示することが可能です。

食事のタイトルやメニューと一緒に写真も登録することで、カレンダー上に写真が表示され、直感的に何を作ったのか把握することができます。献立に迷ったとき、過去の献立をすぐに確認できるのでとても重宝しています。

また、「こども成長アプリ」も「料理アルバムアプリ」もレコード(記録)の登録はスマホからしています。
写真を撮ったタイミングでササっと簡単にレコードを新規登録できて、データが溜まっていくのは嬉しいですね。

他には、「期限アプリ」を作って保険や予防接種などの期限を管理したり、「家計簿アプリ」を作って家計簿をつけたりしています。

ちなみに登録が面倒で廃止になったアプリもあります。

その一つが「子育てFAQアプリ」です。
子育てに関するFAQを「病気編」「食事編」「生活編」といったカテゴリーごとに分けて登録していくためのアプリです。(笑
社内ナレッジを誰でも確認できるようにこのような管理をしたりしますが、これを家庭に持ち込むとかなり大変な作業なのでやめた方がいいです。

さて、kintoneを使えば、ビジネスだけでなく、プライベートも記録管理もスマートにできることがご理解いただけたと思いますが、諸々とアプリを作っていたら容量がすぐにいっぱいになるでは? と心配される方もいらっしゃると思います。

実は、粋なサイボウズ社は非営利団体向けのプランとして「チーム応援ライセンス」というものを用意してくれています。(公式:https://npo.cybozu.co.jp/team/)
一般的には学校やサークル、NPO法人が利用するプランになるのですが、「家族」で使用する場合も適用されます。(審査はあります)
そして、なんと年額9,900円で、利用できるユーザー数は900ユーザーまで、と超が付くほどおトクな内容になっています!
しかも、kintoneの利用可能なディスク容量は「ご利用環境全体でのご契約ユーザー数×5GB」なので・・・900ユーザー×5GB、つまり4500GBまで利用できるということです!

家庭内で使うとはいえ、定着させるにはご家族にメリットをプレゼンする必要があリますが(笑)、仕事以外でもITを楽しく活用できないかと考える今月の祥吾くんでした。
kintoneについてご興味があれば、ぜひぜひご相談ください。

③ 祥吾くん、先進企業視察で大興奮!?

今号のトップ記事にもありますが、先日船井総研ITビジネス研究会として先進企業の視察に行ってきました。
訪問したのはいずれも三重県伊勢市の企業で、「有限会社ゑびや」「有限会社二軒茶屋餅角屋本店様」「株式会社コムデック様」です。

(↑データに基づく来客予測で効率的な人材配置や食品ロスの削減を実現している有限会社ゑびやの小田島社長の講演。自社経営改革するために開発したシステムを商品化し、飲食店のDX化をも支援する)

(↑伊勢で最も古い1575年創業の有限会社二軒茶屋餅角屋本店は、新規ビジネスとして1997年よりビール作りを始め、2020年から3年連続The International Brewing Award金賞受賞をしている)

(↑中小企業の業務改善支援を提供する株式会社コムデック。IT企業らしくデザインされたオフィスは完全ペーパーレス。魅力満載でフルバックも学ぶべきことばかりでした・・・)

どの企業も既存のビジネスモデルの延長ではなく、ビジネスモデルを“変革”することで成功を収めたという共通点がありました。DX(デジタルトランスフォーメーション)で大切なのは「D(デジタル)」ではなく「X(変革)」であり、その手段としてデジタルがあるんだと再認識することができた今月の祥吾くんでした。

それでは、来月の祥吾くんにも、乞うご期待! See You!