フルバック通信

フルバック通信 第173号(2023/03/15)
3.今月の祥吾くん(2023年3月号)

フルバック通信をご愛読のみなさん、こんにちは。

3月ということで、卒業のシーズンですね。
このコロナ禍において、常に我慢と隣り合わせで学生生活を送られてきた学生さんたちは、おそらく誰よりも強く逞しい大人になるでしょう。
そして、その経験を活かし、社会を変える存在になってくれることでしょう。

さて、来月からは新年度が始まります。
毎月のように「○月から値上げ!」「△月から値上げ!」「□月から値上げ!」と、ニュースで聞くたびに節約と削減に限界を感じています・・・。
みなさんの会社でも新年度に向けて、無駄なコストは削減し、必要な分野に投資できるよう予算を決めている時期でしょう。

最近では働き方改革の一環として、テレワークやオンラインミーティングなど、ITを活用した新しい働き方が浸透してきました。
そのおかげで、中小企業でも社員の生産性向上やワークライフバランスの改善のために、積極的にITツールへ投資するようになりました。

ということで、今月の祥吾くんでは、いくつか注目すべきITツールをご紹介したいと思います。
それでは、最後までご愛読ください!

今月のトピックはこちら!
① 祥吾くん、おやつタウンに行く!?
② 祥吾くん、注目のITツールをご紹介!?

① 祥吾くん、おやつタウンに行く!?
先日、お友達家族と三重県津市の「おやつタウン」へ遊びに行きました。
おやつタウンとはベビースターラーメンのテーマパークで、小さいお子さんから大人まで楽しむことができる全天候型施設です。
(公式サイト: https://oyatsu-town.com/

施設内はアトラクションやスライダー、遊具など充実しており、体験教室ではおやつ作りも楽しめます!

予想以上に迫力のあるアトラクションで、ある意味「大人も疲れる施設」という印象でした。

ちなみに、ベビースターダイニングという名のフードコートもあり、ほぼお菓子のようなメニューを楽しむことができます。笑
伊勢自動車道 久居ICから約5分とアクセスもしやすいので、ぜひ、三重県にお越しの際はお立ち寄りください!

以上、フードコートで「ブタメン豚骨ラーメン」を注文したら、中学時代に食べたブタメンとはもはや別物で、これホントにあのブタメンなのか?と疑いつつも、もう一度中学生に戻って部活帰りのコンビニで食べてみたい気分になった、今月の祥吾くんでした。

② 祥吾くん、注目のITツールをご紹介!?
みなさんはノーコードという言葉を聞いたことはありますか?
ノーコードとは、プログラミングやITの知識がなくても、専用のツールを使って、アプリケーションやWebサイトなどを構築することができるテクノロジーのことを言います。
下の画像はカテゴリー別に分類されたノーコードの商品で、ものすごい数のノーコードサービスが存在しています。

NoCodeJAPAN ノーコードカオスマップより)

この中から、中小企業が使いやすい(導入しやすい)、そして、お勧めしたいノーコードをいくつかピックアップしたいと思います。

〈祥吾くんが紹介するITツール〉
1.業務プロセスを見直すならkintone!
2.ドキュメント管理ならNotion!
3.ITツールを連携したいならmake!
4.安く、早く、綺麗にHPを制作したいならSTUDIO!

では、ひとつずつご紹介していきますね。

1. 業務プロセスを見直すならkintone

kintoneは、日本のサイボウズ株式会社が提供するクラウド型のビジネスアプリケーションプラットフォームです。
https://kintone.cybozu.co.jp/

最近だと、ユニークなCMが流れることが多くなってきましたので、名前くらいは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
kintoneは2011年からサービスを開始していますので、特に新しいサービスというわけではないのですが、コロナ禍でさらに注目され、2022年時点で2万社以上の企業に導入されています。
ビジネスプロセスの自動化やカスタムアプリケーションの作成ができ、チーム内のコミュニケーションやタスク管理などを円滑に行うことができます。

また、他システムとの連携も容易く、現場の皆さんが主体的になって、業務にあったシステム(アプリ)を作ることができるので、特にオススメしたいサービスですね。

◯主な特徴
・サービス自体が中小企業向け
・カスタマイズ性が柔軟
・導入や運用が簡単
・ランニングコストが安い
・操作が日本人に優しい

フルバックでは、kintoneについてのセミナーも開催していますので、ご興味があれば是非ご参加ください。
https://service.fullback.co.jp/seminar-list

2.ドキュメント管理ならNotion!

Notionは、Notion Labs, Inc.というアメリカの企業が開発しており、ドキュメント作成、プロジェクト管理、データベース作成、タスク管理などの様々な機能を統合したオールインワンのコラボレーションツールです。
https://www.notion.so/ja-jp

個人で使ったり、チーム共有したりと幅広い用途で利用されています。
テキスト、見出し、番号付きリスト、チェックリスト、画像、動画、表、引用、コードブロック、カレンダー、プロジェクトリストといったブロックを組み合わせて、オリジナルのドキュメントを作成することができます。
ちなみに、祥吾くんもNotionを愛用しており、フル通はNotionで作成しています。

また、簡単なWEBサイトも作成することもでき、Notionでコーポレートサイトや採用ページ、ブログなどを作っている企業もいます。
https://shogotahara.notion.site/Notion-5279483f808c4b1183406a72afdf31a7

2022年に日本法人が設立されたことで、国内でも認知度が高まってきているサービスです。
最近ではNotion AIも搭載したことにより、ドキュメント作成の質とスピードの向上が期待できます!

◯主な特徴
・自由度が高い
・ドキュメントの容量が無限
・共有方法が豊富
・検索機能が強力
・ついつい頼ってしまう、Notion AI

3.ITツールを連携したいならmake!

makeはオンラインの自動化プラットフォームであり、ビジネスプロセスの自動化、データの統合、ワークフローの自動化などを実現するためのサービスになります。https://www.make.com/en

似たようなサービスとして、Zapier、IFTTT、Microsoft Power Automateなどがありますが、価格面や連携できるサービスの数、そして、なんといっても、設定したフローが直感的で見やすい点では、他のサービスより使いやすいと思います。

(↑こんな感じでモジュールという部品を組み合わせて連携します。「特定のフレーズを含んだ文章がGmailに届いたら、Excelのシートに保存する」という例を表しています)

無料お試しプランも1000回まで操作実行が可能なので、企業として導入するだけでなく、個人利用としても活用できるサービスです!

◯主な特徴
・設定UIが見やすい
・処理がリアルタイムで可能
・トリガーの細分化が可能
・デバッグが容易
・ランニングコストが安い

4.安く、早く、綺麗にHPを制作したいならSTUDIO!

STUDIOは、STUDIO株式会社が開発した純国産のノーコードWebデザインプラットフォームです。
https://studio.design/ja/

これまでにご紹介してきたツールと同様にノーコードツールになりますので、コーディングを必要とせず、ドラッグ&ドロップだけでカッコいいデザインのHPやWebサイトを作成することができます。しかも、純国産なので、日本語で解説されているブログや動画がたくさんあります。
また、テンプレートをそのまま使って、写真やテキストを置き換えるだけで、手軽に”今っぽい”ウェブサイトを作成することもできます。
費用も時間もかけずにHPを刷新したい方はSTUDIOをお試しください!

◯主な特徴
・豊富なテンプレートがある
・完全日本語対応
・共同作業が可能
・ランニングコストが安い
・無料プランで試せる

はい、ここまで4つ、ノーコードですぐに導入できるITツールをご紹介しました。
ご紹介したツールはあくまでも、祥吾くんの見解であり、大切なのは目的に応じてツールを使い分けることです。
フルバックでは、ITツールを活用したセミナーや、業務プロセスの改善や効率化に関するご相談も受け付けておりますので、是非、お問い合わせください!https://service.fullback.co.jp/contact

以上、日々、ITツールを研究する今月の祥吾くんでした。
今月もニュースレターをお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、来月の祥吾くんにも乞うご期待! See You!