フルバック通信

フルバック通信 第162号(2022/04/08)
2.最近の出来事 ~菰野弁の話~

皆さん、こんにちは廣田です。

最近という訳ではないですが、私が以前からず――っと興味深く読んでいるのが、
町の広報とともに配布される『こもっ子mama』内の連載記事、
『知っとる!? 菰野弁』です。
http://komonovc.sakura.ne.jp/syakyo/magazine.html

皆さん、読んで内容わかりますか?
私は過去の連載含めて全部理解できます。
地元に住んでいても理解できない人も多いと思うのですが。

何故私が全部理解できるか?
年のせいでしょう。の一言だと寂しいので言い訳をひとつ。
小学校6年まで「曾祖母が同居していた」ので、きっと全部わかるのだと思います!

当たり前に使っていることば → どもならん
わかっているけど敢えて使わないようにしていることば → まわし
(まわしは関東在住の親戚に「もう時間やで、はよまわしせんとあかんに」と言ったら怪訝な顔をされて…以降気を付けています。)

等々、ちょっと気を使って話をしているつもりなのですが。

三重の方言でよく出てくるのは
あした → あさって → ささって → しあさって
世の中的には
あした → あさって → しあさって で「ささって」がないんですよね。

子供のころから「ささって」はあって、しあさっての「し」は「四」のしだと思っていました。四日後だから理にかなっていると思っていたのにな・・・。

言葉で親近感を覚えたり
(息子が東京在住時に「三重県の人?」と声をかけられたそうです。相手は鈴鹿市出身者)

言葉で疎外感を感じたり
(東京の電車内で友達と話していたら、クスクス笑われたのを今も根に持っている私)

言葉って面白いですね。

色々な方言、楽しんでみてください。(廣田)
https://help-nandemo.com/hougen-kuizu/