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フルバック通信
フルバック通信 第93号(2016/06/10)

 
こんにちは。デジタコ物流情報システム開発フルバック四日市です。
みなさま、いつもご愛読ありがとうございます。
 
 
目次

  • 1.May the Force be with you
  • 2.私の本棚 ~スターウォーズは悟りの教科書~
  • 3.梅雨どきの体調管理
  • 4.立つ鳥 跡を濁さず ~振り返りのすゝめ~
  • 5.私のおすゝめのお店⑨
  • 6.シリーズIoT③ 実例のご紹介 ~農業編~

 
 
1.May the Force be with you

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@経営計画第27期も色々なことに取り組んでみたが、さしたる成果もつくれずに終わった。
増収減益という微妙な状況であり、微々たる黒字となる予想だ。
毎年のように目標未達、わが社の社風になってしまった。
それでも懲りずに経営計画を作成し、新たな気持ちで頑張るのだ、諦めず粘り強く!

最近、人工知能(AI)に関する話題が気になる。子供の頃、漫画や映画の世界だったことが少しずつ現実になってきた。
自動運転自動車、将棋や囲碁との対戦などはAIを象徴する話題だが、既に我々の身の回りの商品やサービスにも組み込まれてきている。
また大手企業では業界問わず、こぞって研究開発や商品開発に注力しているようだ。
われわれ中小企業がその恩恵を受ける日もそう遠くないと思う。
実はIT業界でAIが話題になったのは今回で3回目、第3次人工知能ブームなのだ。
これまで2度失敗に終わり、2度あることは3度あるというが、3度目の正直ともいう。
どちらに投票するかと言われれば、後者に投票する。AIに詳しいわけではないが、そのほうが思考が広がり、未来にワクワクするからだ。
同じようなシステムを、同じように開発して、同じようにサポートして、同じように経営しているが、ここから脱出したいものだ。

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@経営計画さて、今期の経営計画書の表紙には「Gドライブ」のロゴと、映画「STAR WARS」の有名な台詞を貼り付けた。
「Gドライブ」は、わが社の主力サービスのロゴだが、なぜ「MAY THE FORCEBE WITH YOU」なのか…?
映画の字幕では「フォースと共にあらんことを」と訳されている。
どうでもいいことだが、いやどうでもいいことではない、「Gドライブ」は、Force.comというテクノロジーを採用していることと、今期の方針1の成功を祈願する想いを重ねて、このキーワードを採用した。

「Force」の意味はいろいろあるが、総じてアクティブなイメージなのも気に入った。自分の似顔絵よりもずっといい(笑)。(藤牧)

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@経営計画

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2.私の本棚 ~スターウォーズは悟りの教科書~

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@スターウォーズは悟りの教科書物語には続きがある。経営計画書の作成にかかる数ヶ月前…
映画「スターウォーズ~フォースの覚醒~」を観に行った。
ここで10年ぶりに「Force」というキーワードに再会することになる。
物語を忘れているので、これまでの作品エピソード1~6も DVD で観ることにした。得意のAmazonでうろうろしているうちに、この本を見つけたのだ。

著者は、一級建築士の松本青郎氏、建設会社社長だ。
この人がスターウォーズで悟った人。
http://ted-m.jp/category/publication/

若きジョージルーカスは、ジョセフ・キャンベル著「千の顔をもつ英雄」を元に「スターウォーズ」をつくったのだが、ジョセフ・キャンベルという人は南カリフォルニア大学の神話学者で、世界中の神話を研究し、語り継がれてきた人類の本質を書籍にした人物だ。
したがってスターウォーズは、人類の普遍の「悟り」のストーリーを表現したものだという。

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@スターウォーズは悟りの教科書これまでは有名な SF 映画として観ていたが、この本を読んで認識を改めた。
読書目標の数合わせとして、手に取ったような書籍だが、結構はまった感じだ。
是非、読んでから作品を観ていただきたい。

もう1つ好きなキーワードがある。
「考えるな! 感じろ!」だ…。

という訳で経営計画書の表紙を飾るきっかけになった書籍だ。詳しくはAmazonで。(藤牧)

 
 
 
3.梅雨どきの体調管理 デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@梅雨どきの体調管理

皆さん、こんにちは。
いよいよ梅雨入り。冷えるし蒸し暑いし…気温や湿度の大きな変化に
体がついていかず体調を崩しやすい時期ですね。
そこで、体調管理に役立つような情報を集めてみました。

・天気予報は晴れか雨かだけでなく、気温差と梅雨前線もチェック
最高気温と最低気温の差や、前日との気温差が5℃以上と大きいときは、疲れが出やすく
風邪をひきやすいので、こまめに体温調節できるように1枚羽織るものがあると安心です。
また、梅雨前線の北側は冷たくて南側は蒸し暑いそうです。湿度が高いときは除湿機を。

・晴れたら太陽、曇りや雨なら電気、できるだけ光をとりこむ
日光にあたると体内時計をしっかり整えてくれるので、深い眠りが得られて体にも心にもよいとか。
朝起きたらカーテンを開けて室内に光をとり込み、朝だと体に認識させることが大事のようです。
曇って暗いときは部屋の電気も点けて、できるだけ室内を明るくするのがポイント。
晴れた日は、お昼休みに外で食事をしたり、散歩をしたり、少しだけでも外に出ると良いそうです。

・外出時はウェットティッシュで汗ふき、就寝前はぬるめのお湯にゆっくりつかって汗を流す
梅雨どきは体温を下げるために汗をかいても、乾きにくく熱が逃げにくいので、熱中症のリスクが。
体温を下げるにはウェットティッシュなどで首回りの汗をふき取るだけでも効果があるそうです。
また、お風呂で汗をたくさん流すことで、汗腺の働きがよくなり熱を体にためにくくなり、爽快。
寝る前に38~40℃ぐらいのぬるめのお湯で、30分程度半身浴をするのがおすすめです。

・飲みすぎ、食べすぎに注意
梅雨どきは体に水分がたまりやすく胃腸の動きも衰えやすくなるので、水分は1日1.5Lくらい、
食事は腹八分目がよいそうです。特に冷たい物や甘い物、生ものは体が冷えやすくなるので要注意。
デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@梅雨どきの体調管理
できることを取り入れて、元気に梅雨を過ごしたいですね。(赤松)

 
 
 
4.立つ鳥 跡を濁さず ~振り返りのすゝめ~

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@振り返りのすゝめいつの頃からか世の中、前向きに生きることばかりがもてはやされるようになって久しいのですが、あえて今回は「後ろを振り返ること」の重要性について書かせていただきたいと思います。

と申しましても私、人生を振り返れとか、第三者に精査をしてもらえとか、そんな大げさで偉そうなことを言うつもりはございません。

ただ皆様には、トイレ(個室のほう)を出る時に、一度後ろを振り返っていただきたいのです。

私、営業という仕事がら、コンビニ、スーパー、サービスエリアなど、半公共の場でお手洗いをお借りするというシーンも少なくありません。
が、そんな経験豊富な私であっても、なんの心配もなく腰を下ろせる「ラッキー便座」に遭遇できる機会はめったにありません。
今にも意識が飛びそうな私の時間を奪うのは、便座前部のチョロ水滴もさることながら、近年増えた「おしりを洗った後の飛沫」。

「あー、確かに気持ち悪いよねー」とか「マナーやモラルがなってないよねー」とか。
確かにその通りなのですが、話はそれだけでは済みません。

なぜこんなことを書いているかというと、これからの暑い時期、その「放置便座」がノロウィルスによる食中毒の感染源になる恐れがあるからなのです。
ノロウィルスというと冬のイメージが強いですが、平成25年の厚労省の調査によると、実は夏場の食中毒の原因第一位はノロウィルスとなっています。

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@振り返りのすゝめ
そしてそのノロウィルス。
いつ自分が保菌者になるかなど誰にもわからず、また、感染者が残したトイレの飛沫(が乾燥した微細な粉末)がさらなる感染源になってしまうことは、今さら言うまでもありません。

ということは、この放置便座。知らず知らずに他人の健康を害する恐れ、という意味ではタバコの副流煙と本質的には変わらず、違法ではないが不適切な行為と言えるでしょう。
 
 
「立つ鳥 跡を濁さず」という古くからの言葉もございます。
どうぞ見知らぬ誰かを思いやり、一度振り返る習慣をお願いいたします。(久長)

 
 
 
5.私のおすゝめのお店⑨

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@EXPASA御在所皆さん、こんにちは。
私のオススメは、東名阪自動車道のサービスエリア、
EXPASA御在所(上り)です。2010年9月にリニューアルされてから、私にとってはちょっとした便利なイベント広場になりました。

三重県の名物や特産物をはじめとして、東海地方の有名なお店が出店しています。
時間も遅くまで営業していて、24時間営業のお店もあります。
周囲の店舗が閉店している時間帯でも、手土産が必要な時や、小腹がすいた時に利用できるので便利です。

いつも高速からではなく一般道から入り、上りのぷらっとパーク(駐車場)を利用します。
手土産を買いに行ったり、東海地方へ観光に来た人を連れて行ったり、旅の気分を味わいたい時に行きます。
一通りぶらぶらして、名物を食べて帰ります。
伊勢名物 赤福の夏の涼味「赤福氷」も4月中旬~10月上旬まで販売しています。
お土産品もワンパターンではなく、新商品やイベント・期間限定店舗もあるので毎回
飽きません。

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@EXPASA御在所

4月から東海地方の商品を中心としたセレクトショップ『メイド イン トーカイ』がオープンしました。
“常滑焼”“美濃和紙”“松阪木綿”代表的な工芸品から、
地域でしか知られていないロングセラー商品やローカルフードまで、東海のモノにこだわった商品があるのでまた楽しめます。(吉武)

 
 
 
6.シリーズ IoT③ 実例のご紹介 ~農業編~

皆さんこんにちは。お米を作る大変さを知っている西川です。

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@アイ・オー・ティーシリーズ IoT の第3回でございます。
先月までは、IoT の基本的な情報についてお伝えしてきました。
さて、今回からは各業種における IoT 活用方法についてお伝えしていきたいと思います。

今回は、農業での IoT 活用方法についてです。

私の実家も農家をやっていましたのでわかるのですが、農業で一人前になるには、「経験と勘」が必須項目。
そのため、なり手も少なく、教育にも時間がかかる厄介な職種ですし、自然環境に大きく左右されるので大変・・・

そんな農業での IoT 活用方法ですが、モニタリングと自律化をテーマにお伝えしたいと思います。

①モニタリング 図① 
これは、今まで確認することが難しかったことを IoT の技術を利用して見えるようにすることです。
例えば、蜂蜜を作っている養蜂場(木の箱に蜂がいっぱい入っているあれ)では、IoT の技術を次のように利用しています。
まず、蜂は変温動物ですので、温度を管理することが蜂の健康を管理することに繋がります。
しかし、温度を確認するために、わざわざ現地に行って確認をしなければなりません。
そこで、巣箱にセンサーを設置し、温度などの状態を遠隔地でモニタリングできるようにしました。
導入後は、巣箱に行って現地確認をする時間が少なくなり、無駄な移動時間を削減できました。

②自律化 図② 
これは、温度など、IoT の技術によって集めた情報を数値化・分析することで、自動的に次の作業を教えてくれたりします。
例えば、農作物を田んぼや畑で栽培する場合、肥料を散布したりしますよね?
IoTの技術を利用すれば、肥料を散布する時期、量、面積などを数値化された情報をもとに的確に知ることができます。
それをもとに作業をすればよいわけですから、「経験と勘」は少なくて済みますね。
過去の情報をどんどん数値化して蓄積できれば、翌年の改善の役に立ちます。

デジタコ&物流情報システム開発のフルバック@アイ・オー・ティー最近では、自動運転のトラクターやドローンを利用して、肥料を散布することもできます。
人間の操作を最小限にすることができますので、「農作業に慣れた人」でなくても、農作業ができるようになるわけですね。

高齢化が騒がれている日本で、特に農業分野での高齢化は大きな問題です。
一人前になるには長い時間がかかる農業でも、IoT の技術を利用することで、経験が浅い人でもそれなりの作業ができ、教育もしやすくなれば、今よりはきっと、なり手が増えるでしょう。
自然環境を相手にする職種だからこそ、IoTが活躍します。
次回も乞うご期待。(西川)

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